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防火管理者の業務

Business of fire prevention manager

防火管理者の業務
ビジネスイメージ・書類・クリップ

「防火管理者選任届」を消防署に届出

用紙は消防署予防課にある(消防署ホームページでダウンロードできるところもあります)届出用紙を2通作成し、防火管理者証のコピーを添付し届出ます。

シニアイメージ 書類にサインをするシニア女性

「消防計画」の作成

講習で配られたテキストに建物の規模や内容に応じたテンプレート参考に作成してください。「消防計画」は建物における防火管理の決め事です。建物の規模や内容によって異なりますので、内容をよく確認して作成してください。不明な点は消防署や防災会社に確認して、安心の得られる消防計画を作成しましょう。

消防計画は消防法令により以下の点を盛り込むように決められています。

  1. 自衛消防の組織に関すること。

  2. 防火対象物についての火災予防上の自主検査に関すること。

  3. 消防用設備等又は消防法第17条3項 に規定する特殊消防用設備等の点検及び整備に関すること。

  4. 避難通路、避難口、安全区画、防煙区画その他の避難施設の維持管理及びその案内に関すること。

  5. 防火壁、内装その他の防火上の構造の維持管理に関すること。

  6. 定員の遵守その他収容人員の適正化に関すること。

  7. 防火管理上必要な教育に関すること。

  8. 消火、通報及び避難の訓練その他防火管理上必要な訓練の実施に関すること。

  9. 火災、地震その他の災害が発生した場合における消火活動、通報連絡及び避難誘導に関すること。

  10. 防火管理についての消防機関との連絡に関すること。

  11. 増築、改築、移転、修繕又は模様替えの工事中の防火対象物における防火管理者又はその補助者の立会いその他火気の使用又は取扱いの監督に関すること。

  12. 1から11までに掲げるもののほか、防火対象物における防火管理に関し必要な事項

 

  • テナントビルの場合は、建物全体の消防計画とテナント毎の消防計画をそれぞれ作成することになります。又「共同防火管理協議」が必要な建物では協議会を設置し、消防署に届出ます。

  • テナントビルでは建物の管理範囲に特に注意してください。廊下や階段、給湯室の管理が誰になるのか、非常時の連絡体制や近隣の協力体制にも気をつけましょう。

点検

消防計画に基づく防火管理業務の実施

  • 半年毎の消防設備法定点検の実施/防災会社による消防設備の点検と消防署への報告点検の立会いや点検時に機器の使い方などをマスターしましょう不備箇所は計画的に早期改修しましょう防火対象物点検や防災管理点検の対象になっている場合は各点検の実施と報告

  • 火気管理、消防設備、建物構造の日常自主点検/給湯室の火の元、タバコの吸殻処理など火気の点検消火器の配置や誘導灯の球切れ、消火栓の前に荷物がないかなど消防設備の自主点検階段、廊下など避難通路の障害物、防火戸、シャッターの閉鎖障害などの点検

  • 防災教育、防災訓練の実施→防災訓練についてはこちらから新入社員への消防計画説明、消火器配置の確認など消火・避難・通報の防災訓練の実施自衛消防組織の役割確認防災管理者がいる場合は地震想定の訓練

  • 工事中の防火管理/改修工事では、電動カッター、溶接など火気を使用することがあります。工事中の防火管理は特に注意が必要です。

  • 消防計画の見直し/従業員やテナントの入替えなどにより自衛消防組織に変更があった場合や建物の増改築により必要な設備に変更があった場合、収容人員の変更などの見直し

防災教育・訓練

Disaster prevention education / training

 
防災教育・訓練

防災教育の講義やビデオなどを視聴し、防災訓練は実際にやってみることで身に付きます。

紅葉したケヤキの街路樹とマンション

防災教育

新たに建物に出入りする人に対して「消防計画」の内容を説明したり、消火器の配置や避難経路の説明、災害時の行動についてビデオなどを使って説明します。

防災訓練
防災訓練

防災訓練

​防災訓練は大きく分けて消火訓練、避難誘導訓練、通報訓練があります。防災訓練は一般の防火対象物で年1回以上、特定用途防火対象物では年2回以上行なうことになっています。訓練実施に際しては消防署へ事前の届出訓練の記録などが必要になりますので消防署に確認ください。    

  • 消火訓練/水消火器を使用しての訓練、消火栓の操作を行うなど。

  • 避難誘導訓練/非常ベル等を合図に所定の場所に避難する。非常放送設備を活用して誘導するなど。

  • 通報訓練/ 119番通報の要領を学ぶ。

  • 総合訓練/消火、避難、通報をまとめて行う。

●防災訓練は実際に行動しての訓練なので、安全に留意し、消防設備を使用する際は防災会社などの立会いのもとで行なってください。また訓練終了後は使用した機器を正常に復帰させてください。
●テナントビルなどの防災訓練では、参加していないテナントが出来ない様全員参加にしてください。(参加者名簿などを作成すると便利です。)
●消防署では訓練の立会いを行なったり、水消火器や煙体験セット、ビデオなどを用意しているところもあります。消防署にご相談ください。また、消防訓練センターなどで訓練を行なうことも出来ます。

総合訓練のアウトライン
  • 想定火点○階給湯室より火災発生

  • 発見者は自動火災報知設備発信機の押しボタンを押し火災を知らせる

  • 自衛消防隊消火係は消火器を持って火点へ

  • 避難誘導係は非常放送などを用いて館内の人を屋外に誘導

  • 通報係は電話を用いて119番通報訓練(事前に消防署に届出)

  • 自衛消防隊は屋外に対策本部を設置

  • 避難器具がある場合は体験実施

  • 水消火器の用意があるときは駐車場にて体験実施

  • 全員避難完了を確認したら講評

  • 使用した機材を復旧

  • 会議室で訓練の反省及び記録

バケツ
焚火

消防設備点検・防災訓練のお手伝いを行なっております。水消火器を使用しての訓練などについてもお気軽にお問合せください。